東京都檜原村人里(へんぼり)地区の産業廃棄物焼却場建設計画で2日、坂本義次村長が「村は建設を望まない。反対運動をしている皆さんと方法は違うが目標はひとつ」と述べ、建設反対の考えを初めて公の場で表明した。同日開会した村議会の一般質問で松村哲朗議員(無所属)の質問に答えた。
建設は今年3月に比留間運送(東京都武蔵村山市)が都に申請。以降、村民らの間で反対運動が広がり、村議会は6月、反対を全会一致で議決。村も都に意見書を送り、「稼働に多量の水道水を必要とする場合、深刻な水不足が懸念され、村民生活を脅かす恐れがある」として施設への給水契約を拒否する可能性を示したが、「反対」の文字はなかった。そのため、村民らから批判の声が出ていた。
「住民の意思をくみ、反対を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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