埼玉県ふじみ野市で起きた立てこもり事件から1週間を迎える。殺人容疑で送検された渡辺宏容疑者(66)は事件前にも、母親の介護をめぐり医療・介護事業者らに強く迫っていたことが関係者らへの取材で分かった。
渡辺容疑者は1990年代後半、東京都江戸川区の都営住宅に住んでいたという。当時を知る人によると、母親と同居していた。散弾銃1丁を購入したのもこのころで、販売した銃砲店の説明では分割払いの頭金だけを払い、残金は払わなかったという。
その後は母親とともに埼玉県…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル