交通違反取り締まりで偽った書類を作ったなどとして、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた福岡県警柳川署の元警部補、於保貴昭被告(58)の初公判が28日、福岡地裁(岡本康博裁判長)で開かれ、於保被告は起訴内容を認めた。
起訴状などによると、於保被告は2021年8月~23年2月、8件の違反処理で検挙書類を偽造したとされる。
事件の背景について検察側は冒頭陳述で、於保被告が15年3月、中央署の内勤から春日署の交番勤務となったのに伴って給料と小遣いが減った中、取り締まりの表彰1回につき、小遣い1千円を妻から得るようになったことを指摘した。
動機について検察側から問わ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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