なぜ女性にのみヒール着用を義務づけている職場があるのか。そんな疑問から始まった「#KuToo」運動は、共感が集まる一方で、発信した女性への批判が続く。この運動が示す日本社会の現実とは。
石川優実さん
1987年生まれ。俳優、ライター。2月に#KuTooのネット署名を呼びかけ、先月、厚生労働省に届けた
#KuTooのネット署名への賛同者は、3万人を超えました。「男女って平等でしょ?」と思っている人たちはたくさんいます。でも身近な「当たり前」の中に、まだ多くの不平等が残っている。その一つが靴なんです。
「ハイヒールが嫌なら会社を辞めればいい」という人もいますが、辞める理由が男女で違うのはおかしくありませんか。男性がヒールやパンプスを履かされることが苦痛で辞める、ということはない。フェアではないと思います。
そもそも職場で、女性にだけ「女らしい美しい靴」を履かせるというのは、女性を「お飾り」と見なす名残ではないでしょうか。
#KuTooについて、石川優実さん、マダム由美子さん、ロッシェル・カップさんにお話を伺いました。
足が痛くなるパンプスで外回り…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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