「土砂ダム」崩壊による二次被害防げ 現地確認の自衛隊に同行

【動画】能登半島地震による土砂崩れで川がせき止められた土砂ダム。崩れれば下流域で被害が出かねない=藤田直央撮影

 能登半島地震発生から1カ月。石川県からの災害派遣要請で被災地に入った自衛隊の活動は、当初の人命救助から様々な生活支援に移っている。その一つで、二次災害を防ぐために行われている「土砂ダム偵察」を取材した。

 能登半島の北西部に広がり、山間部に多くの集落がある石川県輪島市。同市三井町の集落の上流に、今回の地震による土砂崩れで沢がせき止められて土砂ダムができた。崩れれば下流域で被害が出かねない。

 1月28日朝、陸上自衛隊第10師団の傘下で、東海北陸6県で情報収集にあたる第10偵察隊(愛知県春日井市)の隊員らに同行した。

 輪島市から穴水町へ向かう県…

この記事は有料記事です。残り542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

能登半島地震

1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る]

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment