国指定史跡「岩倉具視(ともみ)幽棲(ゆうせい)旧宅」(京都市左京区岩倉)の土塀に縦1メートル、幅30センチにわたって「坂本龍馬」と落書きされていたと、京都市文化財保護課が29日に発表した。京都府警に被害届を出す方針。
史跡は市の所有で、28日午後5時すぎに落書きが見つかった。表門付近の土塀に「坂本龍馬」、通用門付近の土塀に「(Paddy)」と墨のようなもので書かれていたという。
幕末から明治初期の政治家だった岩倉具視(1825~83)は、幕末に公武合体を進めたため尊皇攘夷派(そんのうじょういは)から糾弾され、旧岩倉村(今の京都市左京区岩倉)に潜伏。当時の居宅などが1932年に国史跡に指定された。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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