「声を聞きたい」と国際電話 サザンの曲と重なった遠距離恋愛の行方

 1978年にデビューし、半世紀近く愛されるサザンオールスターズ。その楽曲に、自らの人生を重ね合わせる人は少なくありません。

朝日新聞横浜総局が2022年11月からサザンオールスターズの「思い出の曲」とそれにまつわるエピソードを募集したところ、150件を超す回答が寄せられました。その一部をご紹介します。

 母親がファンで、子どもの頃からサザンの曲を聞いて育ったという横浜市の40代女性。思い出の曲は「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」だ。

 ドイツに留学していた03年夏、学校からの帰り道、公衆電話から電話をかけた。

 慣れない通貨の小銭をいっぱい用意して、取り次ぎのオペレーターのドイツ語に四苦八苦しながら交際相手に国際電話をかけた。

 「声を聞きたい一心だった」

電話の後、買ったばかりのiPodで聞いた

 でも、彼はバイト中だったり…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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