男性も取得が進んでいる育児休業。しかし、「制度がある企業だけが取れる」「働いていないのに給料を受け取ってズルい」などと、誤解している人もまだ多い。そもそもどんな制度なのでしょうか。
男性も取得する大事な理由とは
Q 育児休業ってどんな人が取れるの?
A 基本的に1歳未満の子どもを育てている人なら取れる。「育児・介護休業法」という法律で決まっているよ。保育園に落選するなどのケースなら、最長で2歳まで取れる。
Q 男性も取れるの?
A もちろんだよ。今も子育ての負担は女性に偏りがちだから、国も男性の取得を勧めているんだ。
Q 配偶者が育休中だったら?
A 夫婦同時でも取得できる。配偶者が専業主婦や専業主夫でも、育休は取れるよ。
Q 「男性が育休を取っても役に立たない」って見方もあるようだけど。
A その人の個人的な感想でしかない。産後の女性は心身ともにとてもダメージを受けているし、育休に限らず子育ては長く続く。男性が多くの育児や家事をするのはとても大事だ。
企業規模や制度の有無は関係ない
Q そうはいっても大企業みたいに育児支援の仕組みが充実している企業じゃないと、育休は取れないんじゃないの?
A 育休に企業の規模は関係…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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