政令指定都市の大阪市を廃止して4つの特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う2回目の住民投票が1日午前、始まった。同市内の投票所では、投票開始時刻前から多くの市民が列をなす光景もみられ、注目の高さが伺えた。大阪市の廃止か、存続かは同日深夜に決まる見通しとなっている。
今回の住民投票の有権者は約223万人。投票は午後8時まで行われ、即日開票される。 結果には法的拘束力があるため、賛成が反対を1票でも上回れば、2025年1月に大阪市は廃止され、4つの特別区に移行することが決定。反対多数の場合は大阪市が存続、都構想制度案は廃案となる。
大阪市の発表によると、10月30日現在の期日前投票者数は36万338人となっており、この時点で2015年5月に行われた前回の住民投票の期日前投票者数35万9203人を上回った。
大阪市東住吉区内の投票所では、投票開始までに10人ほどの市民がソーシャルディスタンスを保ちながら列をなし、立会人が鐘を鳴らしながら逃避開始を告げると同時に、入り口に置かれたアルコールで手を消毒。受付にはビニールシートがはられ、鉛筆も使用後は投票箱横のカゴに回収されるなど、新型コロナウイルス感染症対策がしっかり行われていた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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