「大麻オイル」と呼ばれる液体状の大麻を、短く切ったストローの中に隠しのみ込んで密輸したとして、福岡県警は25日、大麻取締法違反(営利目的密輸)の疑いで、熊本市の男(35)を逮捕したと発表した。大麻オイルの密輸の摘発は福岡県内で初めて。男はストロー片70個を体内に入れていたという。門司税関は同日、関税法違反(禁制品の輸入未遂)容疑で福岡地検に告発した。
逮捕容疑は1日夜、大麻オイルを体内に隠し、米国から韓国・仁川国際空港を経由し福岡空港に密輸した疑い。「渡航先で売られていたものを購入した」と容疑を認めているという。
門司税関が男の服装などを不審に思い、病院でエックス線検査などを受けさせ、発見した。県警によると、長さ約1センチに切ったストローに大麻オイルを入れ、ラップで包みのみ込んでいたという。ストロー片1個に大麻オイル約0・5グラムが入っていた。
厚生労働省によると、大麻オイルは一般的に乾燥大麻に比べ幻覚作用が強い。(小川勝也、綾部庸介)
西日本新聞社
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