生まれたばかりの赤ちゃんを撮影する「ニューボーンフォト」。柴田久子さん(50)の出張撮影サービス「Photo Boo(フォトブー)」(大阪市城東区)は昨年、開業4周年を迎えた。撮ることだけにとどまらず、母親が落ち着ける時間を作りたいと話す背景には、子育てに悩んだ自らの経験がある。
45歳で婦人科系の病気を患い、「命に関わるかも」と宣告された。「たぶん、ここが人生の分岐点だ」。振り返れば家族がいて、趣味を極め、憧れだった教師にもなった。そこで、ふと気づいた。「わたし、もう一つやってみたい仕事があった」
高校時代から父の影響で一眼レフに親しみ、大手メーカーのコンテストなどで入賞を重ねてきた。2人の娘の成長を撮ってきたから、モデルは子ども。特に生後2、3週間の新生児がいいと思った。
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父は公務員、母は自営業の家に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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