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東日本大震災の津波で、宮城・石巻市から流された船が、高知県の須崎沖で発見された。
8年間、海を漂った「奇跡の漁船」。
5月27日午後、高知県警の警備艇がパトロール中にこの船を発見した。
「海難事故かもしれない」と、連絡を受けた高知海上保安部が漁船登録番号を確認すると、驚きの事実がわかった。
この船は、東日本大震災の津波で、宮城・石巻市から流された漁船「日進丸」だった。
高知大学・深見公雄教授は、「8年で(日本を)1周したのか、あるいは、ひょっとしたら2周3周している可能性もある」と話した。
「日進丸」の持ち主の佐藤友広さん(50)は、震災で自宅は流されたが、今も漁業に携わっている。
高知で発見された船を見た佐藤さんは、「ごくろうさまですね。ありがとう日進丸ですね」と話した。
奇跡の漁船。
震災から8年余り、漂流期間、実に3,000日目の発見だった。
(仙台放送)
(高知さんさんテレビ)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース