「姫路城が見たくて」小田原から新幹線無賃乗車容疑 42歳男を逮捕

小野大輔

 新幹線を無賃乗車しようとしたとして、兵庫県警は、仙台市宮城野区の無職男(42)を詐欺未遂容疑で現行犯逮捕したと4日発表した。「姫路城が見たくて新幹線に乗ってきた」と容疑を認めているという。

 姫路署によると、男は3日、JR小田原駅(神奈川県小田原市)で駅の入場券だけを買って新幹線こだまに乗車。JR姫路駅姫路市)で下車し、運賃1万4090円を踏み倒そうとした疑いがある。

 同日午後10時過ぎ、駅の改札で「姫路駅の入場券を落とした」と言って150円を渡そうとしたが、不審に思った駅員が警察に連絡。駆けつけた署員に男は無賃乗車を認めたという。

 男は宮城県からバスで小田原市に入り小田原城を見た後、姫路城を見ようと新幹線に乗ったという。調べに対し「お城が好きです」と供述しているという。所持金は数百円だった。(小野大輔)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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