福岡県篠栗町で2020年4月、三男の翔士郎ちゃん(当時5)を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の碇(いかり)利恵被告(40)の裁判員裁判の3日目が8日、福岡地裁であり、同被告の元夫らが証人として出廷した。
起訴状などによると、碇被告は「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)=同罪などで起訴=から生活を支配されていたとされるが、元夫は、その実態を把握できていなかったことが法廷で明らかになった。
元夫が約1年ぶりに会った翔士郎ちゃんは、警察署の中で、冷たく横たわっていた。「やせ細っていて本人の面影は全くなかった」
08年に碇被告と結婚。一軒…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル