日本学術会議の会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題で、学者や市民ら約800人(主催者発表)が3日、東京・永田町の国会議事堂前の歩道に集まり、「学問を守れ、自由を守れ」などと抗議の声を上げた。
主催は「安全保障関連法に反対する学者の会」など。発起人代表の佐藤学・学習院大特任教授は「菅首相の行為は民主主義国家にあってはならない、とんでもない暴挙。憲法の勝手な解釈改憲だ」と訴えた。
かつて日本学術会議の会員を務めた戒能民江・お茶の水女子大名誉教授も登壇。「任命を外された人は名誉を傷つけられた。尊厳が奪われても一切説明されないと、ますます心の傷は深くなる」と語り、直ちに任命するよう求めた。
私立大1年の女子大学生(19…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル