「宅飲み」相手が車を運転 酒持参の男を道交法違反容疑で逮捕

古畑航希、板倉大地

 車を運転する恐れがあると知りながら知人の「宅飲み」の場に酒を持ち込んだとして、福岡県警飯塚署は7日までに、飯塚市片島2丁目の飲食店従業員、小川一樹容疑者(28)を道路交通法違反(酒類提供)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 署によると、小川容疑者は1月28日午後10時~11時半ごろ、同市の土木作業員の男(32)が車を運転する恐れがあることを知りながら日本酒などを提供した疑いがある。直方市のアルバイトの男(25)の自宅で、小川容疑者が持参した酒を皆で飲み、その後に男2人は準中型貨物自動車で飲食店へ向かったという。

 署は目撃者から通報を受けて走行中の車を発見。男2人は道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで飯塚区検に書類送検された。いずれも容疑を認めている。

 県警が酒気帯び運転の運転者以外を検挙したのは、同乗、車両提供、酒類提供の疑いを合わせて、一昨年が過去最高の86件、昨年は78件だった。(古畑航希、板倉大地)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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