高齢運転者による事故が相次ぐ中、政府は自動ブレーキなどを搭載した「安全運転サポート車」への買い替えを促そうと、65歳以上の運転者が同車を購入する際に最高10万円を、ペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置の後付けに最高4万円を補助する。今年度補正予算案に盛り込み、19日の関係閣僚会議で報告した。
また、政府が全国の保育所や幼稚園などの緊急点検を実施したところ、延べ約3万6千件で安全対策が必要な状態であることも判明し、同会議で報告された。道路管理者の自治体や警察などが、防護策の設置、横断歩道の新設・塗り直しといった対応を進める方針で、安倍晋三首相は同日の会議で「子どもたちの命を守るための対策を早急に取りまとめる」と語った。
大津市で散歩中の園児らが死傷した事故などを受け、政府が6月に緊急対策をまとめ、6~9月に危険箇所を抽出していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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