「家出」「助けて」は要注意キーワード 我が子を“SNS犯罪”から守るには(FNN.jpプライムオンライン)

SNSで知り合った人と遊ぶ子供たち

いまや小学生の3人に1人がスマートフォンをもつ時代。
便利な連絡ツールである一方で、思わぬ犯罪にあう恐れもある。

【画像】SNSを通じた出会いの危険性を訴えるビデオ

子供をもつ親世代に街で話を聞くと、不安な声が・・・

小5の娘をもつ母親:
SNSは便利なものでもあるけれど、やはり怖い。

高2の娘をもつ母親:
こんなに身近にあるものだとは思わなかった。

一方で、子供たちに話を聞いてみると・・・

高校2年の女子:
一緒にライブに行ったり、一緒に遊んでいる友達がけっこういる。

SNSを通じた、子どもをめぐる犯罪が急増する現状と、その手口を調べた。

文部科学省が小学生から中学生を対象に、SNSを通じた出会いの危険性を訴えた動画を公開している。

動画の内容を見てみよう。

SNSで男が「実はマヤちゃんの限定版Tシャツ、たくさん手に入れたんだけど、よかったらゆずろうか?」と、子どもが興味を持ちそうなものをチラつかせ、会おうと提案してきた。

そして男と実際に会ってみると…

男:
はい!マヤちゃんの限定版Tシャツ。

子供:
本当にいいんですか。

男:
いいよ、いいよ。受け取って。

良い人を装い、次に、人目につきにくいカラオケボックスに誘われ行ってみると…

次から次へと現れる男たち。
こうして、子供が被害に遭うケースがあるという。

街で話を聞くと、驚きの実態も浮かび上がった。

高校2年の女子:
ちょっとエロい感じの写真が送られてきた事がある。

高校2年の女子:
「かわいいね、会おう」みたいな(メッセージが送られてきた)

子どもたちのSNSに対する意識

「めざましテレビ」が、小学生から高校生に「SNSを使って知らない人に会ってもいいと思うか」と尋ねたところ、35人中ほぼ半数の17人が「会ってもいいと思う」という回答だった。

そして、4割以上にあたる15人が、SNSで知り合った人と実際会ったことがあるという。

また、総務省の調査によると、6歳から12歳のスマートフォンの普及率は2013年の時点で17.9パーセントだったが、5年後の2018年には32.9パーセントとなり、約3人に1人がスマホを所持しているという事で、急速に普及している様子がうかがえる。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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