「時代屋の女房」など一貫して庶民の力強さを描いてきた森崎東監督が16日、92歳で亡くなった。松竹大船撮影所以来の仲間であり、映画「男はつらいよ」の1作目では脚本を共作した山田洋次監督が思い出を語る。
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森崎君は1965年、松竹京都撮影所が閉鎖されて大船撮影所に移ってきました。それ以来、親しく付き合いました。年齢は森崎君が少し上ですが、当時の大船には、監督のことを誰もが「○○さん」と呼ぶなど、みんな仲間だという意識がありました。
ひげが濃くて声が太く、長崎県出身だったので、九州の侍という風情がありました。漢詩を朗々と吟じるなど、学識豊かで、とても魅力的な話し手でした。
■森崎作品、感情の爆発の背景に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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