新型コロナウイルスの感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で、県は9日、フェス参加者ら2人の感染を新たに確認し、クラスター(感染者集団)は20人になった。他の都府県で確認された感染者も5人に上り、フェス関連の感染者は計29人となった。
新たに感染が確認されたのは、名古屋市の30代男性と20代女性のほか、岐阜県2人、東京都、静岡県、大阪府各1人。県と名古屋市による無料PCR検査は8日で受け付けが終了。最終的に計1154件の申し込みがあり、これまで4人の感染が判明している。
フェスは8月29日、県国際展示場の多目的広場で8千人規模で開かれた。観客同士の距離確保ができておらず、酒も提供していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル