北海道小樽市のシンボル・小樽運河で、週1回の清掃ボランティアを続けている団体の活動が6月19日で10年になった。節目の日に清掃にまぜてもらうと、ゆる~いつながりと「小樽が好きだから」というシンプルな理由が長続きの秘密だと分かった。
曇り空の肌寒い朝だった。19日午前6時20分ごろ。運河の途中にある温度計は16度を示していた。土曜の早朝で、しかもコロナ禍。運河の遊歩道に人影はなかった。
来てくれれば、もう参加者
運河の南端、妙見川が運河に流れ込む待ち合わせ場所では6~7人の男性が談笑していた。「おはようございます。来てくれましたね」。カナル・クリーン・チーム(CCT)の代表中沢義範さん(61)がにこやかに迎えてくれた。
「きょうの参加者はこれぐら…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル