この春、東京都立川市に新しい形の学校が誕生した。都立立川国際中等教育学校の付属小学校が4月に開校し、小中高一貫校としてスタートを切った。都内の小学校受験の動向にも変化をもたらしているという。どんな学校なのか。(塩入彩)
桜が舞う4月7日。ピカピカのランドセルを背負った児童が保護者とともに、立川国際の校門をくぐった。付属小の1期生となる新1年生は70人。小学校の校舎は今夏完成予定で、それまでは中等教育学校の敷地内の仮設校舎で学ぶ。
都立小中高一貫校の構想は、2012年に当選した猪瀬直樹知事(当時)の発案が発端だった。その後いったん白紙となるが、14年に就任した舛添要一知事(同)のもとで検討が再開された。「中1ギャップ」などの課題解消とともに、「世界で活躍し、日本の将来を担う人材を育成をめざす」として開校が決まった。
東京都に新しく誕生した立川国際小は、何が強みで、どんな教育をめざすのか――。詳しい教育内容のほか、大手幼児教室に聞いた周辺地域への影響、入学児童の保護者の声、小学校受験に詳しい大学教授の意見も紹介しています。
カリキュラムで特に目を引くのが外国語教育だ。
小1から週4時間の英語の授…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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