来年度から小学校教育で必修となる外国語やプログラミング。
現場の先生たちには、新教科を教える余裕があるのだろうかーー。教員サイドの実情を伝えようと、描かれた漫画に反響が集まっています。【BuzzFeed Japan/久松 怜央奈】
もともと教員をしていた彼女。新しい教科が増えることに、素直に賛同できない理由があります。
それは、教育現場の現場を知っているから。
質より量を重視する、現在の教育に違和感を抱いています。
崩壊していく教育を救うにはどうしたらいいのかーー。
この漫画は約1万4千ものいいねを集め、話題に。
リプ欄では「教員以外の方へ。この漫画は全く盛っていませんよ」「このままでは数年で現場は、たち行かなくなります」などの声が集まっています。
日本の教育を変えるにはどうしたらいいのでしょうか。
作者は元公立小学校教員のこちゃさん。そのブラックな労働環境から適応障害になり、1年で「憧れだった」教師をやめたといいます。
「あまりの現場の忙しさに自分を大切にする時間がなくなり、病気になり、辞めました。その後、教員でなくても教育で社会に貢献したいと思うようになりました。私も昔は、教員に憧れていた。でも、後輩たちに『やりがいがあるから目指すといいよ』なんて軽い気持ちでは言えません」
その実態を伝えるために漫画を書いているという、こちゃさん。BuzzFeed Newsの取材にこう語ります。
「このような状態では、病休したり、辞めていく先生は多いままだろうなと思います。文科省の方々は、一度先生を経験されるといいのではないかと思います。経験していただけば、すぐにでも現場の危機感がわかるはずです」
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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