「強い」アカウント、売値100万円超も 詐欺の金はゲームに流れた

 メールやショートメッセージ(SMS)から偽サイトへ誘導するURLを踏ませ、決済情報を抜き取るフィッシング詐欺の被害が拡大している。盗み取られた情報はどのように悪用されるのか。

 インターネットサイトで勝手に商品を購入され、転売されるケースとは異なる、新たな不正利用の手法も広がりつつあるようだ。

 宅配大手を名乗るSMSのURLにアクセスした結果、「アップルID」を抜き取られる被害に遭った、佐賀県唐津市の河上彰範さん(46)。

 アカウントにひもづけられたクレジットカードで1万4千円相当の「買い物」が21回繰り返され、被害総額は29万4千円に上った。

 不正な買い物の正体は、携帯電話のゲームアプリへの課金だった。

 犯人の目的は何だったのか。

 レアなアイテムを購入したり…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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