朝倉義統
神社や寺院を訪れた参拝者が、その証しに押してもらう印章や印影の「御朱印」をヒントに、日本航空(JAL)が昨秋から羽田や大阪(伊丹)など11空港の売店で販売する「御翔印」が好評で、18日から新たに成田や鹿児島など24空港での販売を始めた。
各空港のJALのスタッフが書いた毛筆の文字が印刷され、絵柄の飛行機が各空港で異なる。
小松空港(石川県)では、1階の売店「こまQショップ」で18日から販売を開始。文字を書いたのは、同空港のJAL地上スタッフの大工昭美さん(55)。書道の師範の資格を持つといい、「小松らしさが出るよう一発で仕上げました」。1月に入社した田中絵莉子さん(20)は「『御翔印』をきっかけに小松空港を利用してほしい」と話した。
値段は共通で1枚350円(税込み)、御翔印帳は2千円(同)。23日に関西、熊本、25日に南紀白浜(和歌山)の3空港でも販売される。今後は離島や海外に就航する空港での販売も検討しているという。(朝倉義統)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル