閣僚として初めての「育児休暇」を取得中の小泉進次郎環境相に対し、立憲民主党の寺田学衆院議員が「心から尊敬している」とエールを送った。(ハフポスト日本版・中村かさね)
NPO法人ファザーリングジャパンが2月6日、都内で開催した「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」と題した緊急フォーラム。“今度こそ”というのは、2016年に元衆院議員の宮崎謙介さんが育休取得の意思を表明した際にも、同じ緊急フォーラムを開催していたためだ。
小泉氏の育休取得をめぐる永田町の雰囲気について問われた寺田議員は「こういう場なんでストレートに言いますが」と前置きし、「めちゃめちゃ冷めてます」と語った。
立憲民主党や国民民主党の一部でも男性議員に育休を取得しようとする動きはあるものの、「政策立案に関わる中心的なところでは冷めているし、与野党含め、議員の中で小泉さんの育休取得について話し合う雰囲気になっていない。野党の女性議員にも反対する人がいます」と内情を告白。
衆参の国会議員が2018年に結成した「超党派ママパパ議員連盟」が小泉氏への応援声明を出そうという話も持ち上がったが「反対意見もあり、すぐにはできなかった。ようやく動きそうだ」と明かした。
反対する議員からは、「休まなくても育児はできる」「休んでも男は役に立たない」などの声が上がっているという。
寺田議員は、「育休取得は、大臣である前に、どんな職業でも父親として当然の権利」と語り、「僕自身は(小泉氏の育休取得の意義は)すごく大きいと思ってるし、もっと休んでほしいとも思う」とエールを送った。
「やり過ぎて世俗から離れても、批判だけされて議論が生まれないことになるのは残念なので、(生後3カ月までに計2週間程度という休み方は)非常にいいバランスだと思う。誰かが矢面に立たないと議論が進まない中で、小泉さんはご自分から矢面に立った。僕は心から尊敬しています」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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