千葉県野田市の小学4年生栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待され、死亡した事件で、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告(42)の裁判員裁判が6日、千葉地裁で開かれ、「母親がウソをついているということか」と尋ねられた勇一郎被告が「そうなると思います」と表情を変えずに答えた。
心愛さんの母親(33)は「一晩中立たせ続けた後、馬乗りになってエビぞりにするプロレスをかけていた」など証言している。「やっていません」と答えた勇一郎被告は、矛盾を指摘されると「私は事実しか話していません」と主張した。事件は母子の作り話というような主張に「心愛さんをおとしめていると思わないか」との質問も飛んだが、「1年以上事件に向き合って考えてきた私なりの心愛への思いです」と答えた。
被告人質問は終了し、次回9日は論告求刑と最終弁論が行われ、結審する。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース