2月初旬、宇都宮市で2個の「恐竜の卵」がなくなる事件が起こった。しかし被害届は出されていないらしい。その理由を聞きに所有者を訪ねた。
中心市街地を流れる田川沿いに、ひときわ目を引く「生き物」がいる。全長6メートルの肉食恐竜ティラノサウルス(の模型)。うなり声を上げながら上体を振って周囲を見回している。通りから「あれは何」という顔で眺めている人も多い。
正体は地元の建設会社「LIGHT’S(ライツ)」が昨年から本格的に整備を始めた業務内容を紹介する展示場だ。
建設会社の社長 映画にあこがれ
社長の田村輝光さん(51)は幼いころから恐竜が大好きだった。恐竜たちが現代によみがえって大暴れするスピルバーグ監督の映画「ジュラシック・パーク」を見て感動。いつかは自分のジュラシック・パークを作りたい、が夢になった。
建設会社を創業し、現在の場所に移った。約200坪の土地にガレージやウッドデッキなどの展示場を作ることに。「うちは小さな工務店だが、ジュラ紀をイメージすれば注目されるのでは」。趣味と実益を兼ねた自作のパーク作りが始まった。
出入り口の門は、両側にかがり…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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