東京音楽大学に爆破予告ファクスを送ったとして「恒心教」を称する男2人が威力業務妨害容疑で逮捕された事件で、警視庁は29日、他人のクレジットカード情報を不正に使って買い物をしたとして、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで2人を再逮捕し、発表した。2人は容疑を認めているという。
再逮捕されたのは、無職の大熊翔(26)=威力業務妨害罪で起訴=と、東京農工大大学院生の佐藤直(22)=同罪や著作権法違反罪などで起訴=の両容疑者。
捜査1課によると、大熊容疑者は「恒心教にはまっており、恒心教で犯罪が横行していたから自分もやってしまった」、佐藤容疑者は「大熊からお願いされ、商品を受け取って大熊に送ってしまった」と供述しているという。
「恒心教」は、特定のネット掲示板に弁護士らへの嫌がらせや中傷を書き込む人たちの行動について、2012年ごろから使われる言葉で、宗教性はない。この掲示板では不正に入手されたとみられるクレカ情報がやりとりされることがあり、同課は関連を調べる。
他人名義カード使用 ネットで購入されたものは
2人の逮捕容疑は、共謀して…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル