ずっと帰りを待っています――。フランスに留学中だった黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が2016年12月から行方不明になっている事件で、黒崎さんの家族が南米チリの最高裁にそんな陳述書を送り、殺人容疑で国際手配されたチリ人容疑者のフランスへの引き渡しを求めている。今月、引き渡しの是非を判断する審問が同最高裁で始まり、18日には家族が日本からのビデオ中継で意見陳述する。
「愛海が消息を絶って何一つ手がかりが見つからないまま3年という月日が経ってしまいました」。「家族の思い」と題された陳述書は1月13日付。母親と妹2人が黒崎さんに会えない苦しさをつづり、審問に先立ってチリに送付した。
仏東部ブザンソンで黒崎さんの足取りが消えたのは16年12月4日。
仏側の捜査で、夕食後に一緒に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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