【動画】安倍氏の一周忌の法要が行われた増上寺。多くの人が献花に訪れた=岩下毅、伊藤信之介撮影
安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件から1年となった8日、東京都港区の増上寺では、一周忌法要が執り行われた。一般向けの献花は、予定より約1時間早い午前11時50分に始まり、訪れた人たちが手荷物検査後、花束を献花台に手向けていた。
自民党のほか、安倍派(清和政策研究会)と安倍家が主催。献花台付近には、安倍氏の写真が並べられ、スマートフォンで撮影する人の姿もみられた。自民党によると約5千人が訪れたという。
献花した東京都板橋区の大学1年、田川奨士さん(18)はこの春、長崎県から上京した。「やっと感謝の思いを伝えることができた」と話した。
物心がついた時から「日本の総理は安倍さん」という感覚だったという。高校生の時にアベノミクスの関連書籍を読んで経済に興味を持ち、大学で勉強することに。森友学園や「桜を見る会」の問題などでネガティブなイメージもあったが「あんな形で亡くなり、ショックが大きい。今も悔しいです」。
「日本は安全な国だと思っていたが、言論ではなく暴力で意思を示すのが当たり前になってしまったようにも感じる。暴力は決して許されてはいけない」と語った。
東京都港区の会社員、松下智…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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