桃の生産量が全国2位の福島県で桃の花が満開になり、農家は摘花作業に追われている。
同県伊達市で約200本の桃の木を栽培している農家の鈴木聡さん(59)によると、今年は暖冬の影響で例年より10日ほど満開の時期が早いという。1本あたり約1万の花を付けるが、実を大きく育てるために、収穫までには約500まで間引かれる。
8月ごろの出荷を目指すが、「どこまで消費が落ち込むか見通せない」と新型コロナウイルス感染拡大の影響を心配する。「今はみんなが我慢しているときだけど、おいしい桃を作って届けるので食べて欲しい」(小玉重隆)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル