「戦争反対」は「政治的」なのか。
JR新宿駅ビル構内にあるビアカフェ「ベルク」店長の井野朋也さん(63)は、よくそう思う。
昨年11月、こんなことがあった。
X(旧ツイッター)で、自身の店に関する、ある投稿が目についた。
「おいしいから好き。思想貼っているのは私には合わないのは確かだけど」
店の食事をおいしいと言ってくれるのはうれしい。だが、「思想貼っている」という表現が気になった。
店ではいくつかのポスターを「貼っている」。パンやソーセージの製造方法のうんちくやこだわりを記したもの。ジョン・レノンとオノ・ヨーコがベトナム反戦への思いをこめた曲「ハッピー・クリスマス」のサブタイトル、「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT(戦争は終わった!君たちが望めば)」と書かれたものもある。
どれの何の「思想」を言っているのだろうか。「もし差し支えなければ教えていただけますか?」と送った。
「なんとなく苦手」 社会の空気って何だろう
返信があった…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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