「持続可能な開発を」ノルウェー最古の帆船、横浜に来港 船内を公開

【動画】横浜市中区の横浜ハンマーヘッドに入港した「スターツロード・レムクル号」=西岡臣撮影

 108年の歴史を誇るノルウェー最古、最大の帆船「スターツロード・レムクル号」(1516トン)が12日朝、横浜市中区の横浜ハンマーヘッドに入港した。地球一周の航海中でアジアでは初寄港だ。

 レムクル号は2021~30年の「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」に際し、海洋が果たす重要な役割を伝えるため、昨年8月にノルウェーを出発。来年4月までに地球を1周する。帆に受ける風の力をメインの動力に世界36港を回り、科学者や若者、各界リーダーと交流し、海洋・極地研究の成果を報告、科学や教育、技術に関する国際連携を呼びかけている。

 12日午後は報道陣に船内が公開され、スターツロード・レムクル財団のホーコン・ヴァトレCEOとスーネ・ブリンケンベア船長が今航海の意義を説明し、「海は一つ、世界はつながっている。(海洋の問題に)一緒に取り組むことが大事」と強調した。

 レムクル号は全長98メート…

この記事は有料記事です。残り330文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment