「指し手の精度が違いすぎる」 藤井七段、圧巻の勝利

 高校生棋士の藤井聡太七段(17)が28日、初めてのタイトル戦で開幕2連勝を果たし、タイトル獲得まであと1勝と迫った。三つのタイトルを保持するトップ棋士からリードを奪い、そのまま快勝。他の棋士たちが目を見張るほどの勝ちっぷりだった。

 東京都渋谷区の将棋会館で指された第91期棋聖戦五番勝負の第2局。午後6時38分に渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=が投了を告げ、藤井の勝利が決まった。

 「大胆な指し方で来られた。均衡がとれるように指したつもりだったが、一気にバタバタとダメになってしまった」

 「普通にやっていたら、いきなりダメになった」

 対局後、感想を問われた渡辺棋…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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