ゆがんだ時計がレンコンになったり、牛乳ではなく佐賀酒を注ぐ女だったり。ダリやフェルメールなどの名画をモチーフに佐賀県をPRするフォトスポットが佐賀空港(佐賀市)に設置された。見るだけでも楽しいが、好きなアニメのキャラクターやアイドルなどを応援する「推し活」中の旅行客なら、より楽しめる仕掛けが施されている。
空港ビルで土産物店「サガエアー」を運営するさが県産品流通デザイン公社が企画した。作品は計8点。ムンクの叫びそっくりに有明海の珍魚ワラスボが叫んでいたり、ナポレオン風の男が佐賀牛にまたがっていたり。モネの「散歩・日傘をさす女」風の作品では熱気球が浮かぶバルーンフェスタ会場が舞台になり、ゴッホのひまわり風の作品は器が有田焼になっている。
作品がアクリルスタンド(アクスタ)を並べて立体的につくられているのがミソ。「推し」のキャラやアイドルのアクスタやフィギュアを携えて来た人は、展示作品と並べることで、作品の世界に入り込んだような写真を撮影できる。旅先で観光やグルメを楽しむ様子をSNSにアップする際、「推し」を添えて写真に収める人たちを意識したという。
佐賀県内にはご当地アニメ「…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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