今月6日、松江市のホテルで開かれた自民党の「女性のつどい」。島根1区補選の立候補予定者と駆けつけた上川陽子外相の演説会場には、ゲート型の金属探知機が複数設けられ、約800人の参加者を1人ずつ通らせる異例の対応が取られた。
今回の選挙は事実上の与野党一騎打ちとなる見通しだ。裏金問題などで自民に「逆風」が吹く中、選対幹部はこんな懸念も口にする。
「大臣が候補者と歩いて(不特定多数の)有権者と握手したり、写真を撮ったり。そういう『武器』が使いづらくなった」
■首相襲撃事件から1年
和歌山市の選挙演説会場で岸田文雄首相に向け爆発物が投げ込まれた事件から15日で1年。16日には衆院3補選(東京15区、島根1区、長崎3区)が告示されます。聴衆が集まる演説会場の安全をどう確保するか、模索が続いています。
選対幹部「痛い」
演説での要人警護について、県警は各党に事細かに要請している。
「半径10メートルは人が入…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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