愛知県であった「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、名古屋市が独自に設けた検証委員会の初会合が19日、東京都内で開かれた。県から市への展示内容などの事前の情報提供が不十分だったとの指摘や、中止を求めた河村たかし市長の言動を「検閲ではない」とする意見が出た。
この日、検討項目として①公共事業としての芸術祭のあり方②市が留保する負担金支払いの法的な課題③市が負担することが適切な費用の範囲④来年度以降の芸術祭への関わり方――が示され、座長の山本庸幸・元内閣法制局長官ら5人の委員が意見を述べた。
山本氏は、市に対する県の情報提供を疑問視し「最後の最後まで展示内容を隠して炎上したのが実情ではないか」と述べた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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