鈴木剛志
全国の農家自慢の米から「日本一」を決める「米―1(コメワン)グランプリ」の決勝大会が21日、北海道蘭越町であった。10回目の今回は全国から295品の応募があり、岐阜県下呂市の「源丸屋ファーム」が出品した「いのちの壱」がグランプリに輝いた。
295品のうち北海道内からの出品が187品と約6割を占めるが、そのほかは米どころの新潟県や遠くは鹿児島県からも応募があった。全国の調理専門学校の生徒などの食べ比べの結果、30品が決勝大会に進出。予選を経て6品が最終審査に進んだ。
過去9大会でグランプリに輝いた銘柄は、道産米の「ゆめぴりか」が7回、いのちの壱が2回。今回も最終審査に進んだ6品のうち、3品がゆめぴりか、2品がいのちの壱と強さを見せた。
源丸屋ファームは第2回大会に続く「日本一」。代表の曽我康弘さんは表彰式で「前回のグランプリから、より安全で安心なお米が作れるかを考え続けてきた。受賞を会社のみんなに知らせたい」と話した。
準グランプリは北海道赤井川村の石川隼人さんのゆめぴりかと、蘭越町の三上智祥さんの「ななつぼし」だった。(鈴木剛志)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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