ソウル中心部から西に約8キロの弘益大学近くにあった日本料理店が閉店し、「北朝鮮居酒屋」としてオープンの準備が進められていることが、周辺住民などの間で議論となっていることが16日、分かった。
朝鮮日報(電子版)などによると、2階建ての建物には現在、周囲に足場が組まれているが、外壁には金日成国家主席、金正日総書記の父子の肖像画や北朝鮮の国旗などが描かれているという。また、内壁にも北朝鮮のポスターなどを想起させる絵があった。
同所は2か月前までは「うまい京都」という名前の日本料理店が営業していた。外観は木造の日本家屋風のデザインで、若者らに人気の店だったという。しかし日韓関係の悪化により閉店。改装工事が行われていた。
外壁のデザインが明らかになった14日ごろから「国家保安法違反ではないのか?」などの問い合わせが区役所や警察に続々と寄せられたほかSNSなどでも話題となり、現地まで実物を見に足を運ぶ人もいたという。警察関係者は、店舗側は肖像画と国旗の絵を消すことを決めたとした。
店舗は弘益大から100メートルほど離れた場所。周囲は「弘大エリア」と呼ばれ、日本の渋谷のように若者が集まる街で、流行の発信地としても知られている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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