「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とのつながりが指摘される「日韓トンネル」構想について、斉藤鉄夫国土交通相は26日、「荒唐無稽と思っていた」などと述べた。閣議後の記者会見で質問に答えた。
この構想は、九州北部と韓国南部を全長200キロを超えるトンネルで結ぶ計画。旧統一教会の創始者・文鮮明氏(故人)が1981年に提唱し、教団の友好団体の一般財団法人「国際ハイウェイ財団」(東京)が事業を担う。佐賀県内では地質調査などを目的にした試掘が行われた。
国交省の構想への関わりについて、斉藤氏は「(国土づくりの方向性を示す)国土形成計画において日韓トンネル構想を検討したことはない」と説明。構想は「存在することは知っている」としつつ、「ちょっと荒唐無稽な構想だと率直に思っていた」と述べた。自身も「関わりを持ったことはない」と否定した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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