笹山大志 国吉美香 渡辺丘
沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリが消息を絶った事故で、海上自衛隊による16日の海底捜索の結果、事故機の機体と隊員5人の姿が確認された。発生から10日後に、ようやく判明した一部の隊員の行方。「早く全員が見つかってほしい」。住民や自衛隊関係者らは改めて捜索の進展を祈った。
16日午後1時すぎ、事故機と隊員5人発見のニュースが伝えられると、現場を見渡せる伊良部島の海岸には地元住民や観光客らが次々と集まってきた。海上自衛隊の艦艇の上空では、ヘリが旋回していた。
宮古島に住む会社員、二田武憲さん(47)は家族で捜索を見守っていた。「まずは5人が見つかって良かった」と言う一方、「残り5人が心配です」と複雑な表情を浮かべた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル