「早く出して」救出願った元自治会長 贈られた手編みの手袋を手に

 「早く見つかってほしい。その思いだけだった」

 山形県鶴岡市西目で大みそかに発生した大規模な土砂崩れ。現場近くにある公民館で、夜を徹した捜索の様子を見守ってきた地元の元金山自治会長、平田充広さん(75)は、2人の遺体発見の知らせに声を振り絞るように語った。

 「(行方不明の)2人はいつも1階で寝ていた」

 山形県鶴岡市の土砂災害では高齢の夫婦とみられる2人が犠牲になりました。2人と温かい近所づきあいを続けてきた元自治会長に思い出を聞きました。

 この災害で行方不明となった…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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