北海道小樽市は28日、市内で新たに14人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。24日にクラスター(感染者集団)と認定された「昼カラオケ」ができる市内の花園地区にあるスナックの利用客が、同じ地区の別のスナックに行っており、他の2店でもクラスターが発生したと認定した。3店の利用客と、その濃厚接触者の感染は計33人となった。
新規感染者は60~80代の女性10人と男性1人、年代・性別の非公表の3人。8人は軽症で、6人が無症状だった。
26日に感染が判明したスナックについて、市は店名を花園1丁目の「カレン」と公表した。感染したこの店の経営者が重症で、来店者の聞き取り調査が進んでいないことが公表の理由という。市は1日以降にこの店を利用した人に、保健所へ連絡するよう呼びかけている。
感染拡大を受けて、市は市内全域で日中のカラオケの営業自粛を要請。市立図書館など市内22カ所の公共施設も、7月12日まで休業・休館にする。
このほか道内では石狩管内で1人、札幌市内で2人の感染が新たに確認された。道内で確認された感染者は計17人増え、延べ1239人になった。(佐久間泰雄)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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