「希望と行動が世界を変える」をメインテーマにした国際シンポジウム「朝日地球会議2021」(朝日新聞社主催)が17日、始まった。新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催。21日まで幅広いテーマで議論し、持続可能な地球と社会への道筋を考える。
17日はハーバード大教授のマイケル・サンデルさんと生物学者の福岡伸一さんが「ポストコロナ時代の人類と社会~いま考える『新しい知』」のテーマで対談。社会的な分断の背景にある行き過ぎた「能力主義」を乗り越えるためのヒントを探る。歌舞伎俳優の市川海老蔵さんらは、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐための取り組みについて語り合う。あるべき宇宙探査と開発の姿についても専門家らが意見を交わす。
18日以降は、米歴史家コリン・ウッダードさんと東大教授の宇野重規さんによる討論「今、民主主義を一から考える」がある。ライターのブレイディみかこさんは「生き抜くためのシスターフッド」をテーマに語る。台湾デジタル担当政務委員のオードリー・タンさんらによる対談「台湾、デジタル、民主主義」なども開かれる。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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