新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、北海道にコロナ対応の特措法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用されることが決まった。期間は8月2~31日で、感染状況が厳しい札幌市を措置区域とする。道と市は感染対策を協議しており、市内の飲食店に酒類提供の終日自粛を要請する方向だ。31日の対策本部会議で決定する。
鈴木直道知事は30日夕、報道陣に「(重点措置の適用までに)時間がかかってしまったのは非常に残念な思いだ。札幌市内では緊急事態措置と同等の扱いになり、実効性ある対策を講じていきたい」と述べた。前日29日にコロナ担当の西村康稔経済再生相と電話で意見交換し、「札幌市に限定した緊急事態宣言ができないか投げかけたが、重点措置で対策を講じることになった」という。
重点措置が道に適用されるの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル