2020年の東京五輪で、国際オリンピック委員会(IOC)がマラソンなどの実施場所を札幌市へ変更する計画を16日、明らかにした。開催まで10カ月を切ったタイミングでのニュースに、道内の関係者からは歓迎や驚きなど様々な声が聞かれた。
札幌市の秋元克広市長は同日、朝日新聞の取材に対し、「東京五輪の成功のために出来ることがあるならば、最大限協力したい」と話した。五輪関係を担当する石川敏也副市長は「もし事実なら札幌市として大変光栄なこと」と語った。
札幌では毎年8月に北海道マラソンが行われている。1987年に市民ランナー主体の大会としてスタート。数少ない夏に開催される大会で、今年の第33回大会には約2万人が参加した。
第1回から全て完走している北広島市の笹森信明さん(73)は「東京で夏場に走るのは過酷だ。選手生命に影響する。気温が低い場所で開催を検討しているのは評価できる」と話す。
北海道のマラソン指導の第一人…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル