東京都は19日、都心と臨海部を結ぶバス高速輸送システム「東京BRT」の「選手村ルート」を2月1日から運行すると発表した。選手村跡地のマンション群「HARUMI FLAG」(晴海フラッグ)周辺に3停留所を設け、新橋までの所要時間は11分という。BRTの予定全ルートが開通する。
BRTは2020年10月にプレ運行を始め、これまでに、幹線(虎ノ門ヒルズ―東京テレポート)▽勝どき(新橋―勝どきBRT)▽晴海・豊洲(虎ノ門ヒルズ―ミチノテラス豊洲〈豊洲市場前〉)の3ルートがある。
選手村ルートの停留所は、いずれも晴海フラッグ周辺の、はるみらい▽晴海ふ頭公園▽HARUMI FLAG(晴海五丁目ターミナル)の三つ。1日104便(土日祝日91便)で、平日のピーク時は10分間隔で運行する。
小池百合子知事は19日の記者会見で、「入居が始まり、交通ネットワークを充実させ、利便性の高い街にしていく」と話した。新橋から先の銀座や東京駅への延伸については「当初の検討路線。今後は利用状況をみて検討していく」とした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル