教員不足は今、社会問題となった。兵庫県の中学校教員が、現場の過酷さを語ってくれた。人手の少なさは質の低下にもつながっている、という。
◆兵庫県・阪神地域の中学校教員(40代女性)
ずいぶん前から教員不足を感じています。最近では、産休に入る先生がいるとわかっていたのに代替教員が来ず、他の先生たちでやりくりしカバーしました。病欠の先生も出てみんなバタバタ。きめ細かい指導のために計画していたクラスを分割しての授業もできなくなりました。
部活動の負担も依然重く休みが少ない。メンタルを病む人、1カ月近い入院など、体調を崩す人が増えました。栄養ドリンクを片手に日々働いています。
私たちが新卒の頃は、教員採…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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