全国の高検や地検トップが出席する検察長官会同が30日、法務省で行われ、林真琴検事総長は、発覚から10年となった大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件について「『検察の理念』を定めて改善策を実施し、国民の信頼回復に努めてきた。気を緩めることなく理念に立ち返り、検察の使命・役割を再認識することが大切だ」と訓示した。 東京高検の黒川弘務元検事長が賭けマージャン問題で辞職したことなどを踏まえ、「問題や課題について自由闊達(かったつ)な議論ができるよう、活力ある組織風土の構築に努めていかなければならない」とも述べた。 出席した上川陽子法相も「職員が非違行為に及べば国民から信頼を損なうことになる。未然に防ぐことが重要だ」と綱紀保持を徹底するよう求めた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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